2019年4月22日月曜日

NGT48を取り巻く迷走はどこまで続く?-4/24追記

アダストリア Heather diary のサイト画面より
4月22日の朝の報道番組は、AAAとNGTという2組のアルファベット3文字で埋め尽くされた感じでした。AAAのリーダーが泥酔して女性に暴行を加え逮捕された事件で謝罪会見をし、NGT48が千秋楽公演を実施。そこで山口真帆さんが運営会社AKSも想定していなかった突然の卒業発表、しかも卒業理由に再び「今は会社を攻撃する加害者だとまで言われています」と暴露発言を伴うなどNGT48と運営会社への不信感を明確に口にしたのです。

Heatherは炎上狙い? 


千秋楽公演の直前の4月17日、複数のアパレルブランドを展開するアダストリアのブランドの一つ、ヘザー(Heather)が新作浴衣の公告モデルに渦中の荻野由佳さんを起用し発表しました。同日にブランドマガジンサイト「Heather diary」でもアップされています。
これにネットが炎上しています。
荻野由佳さんは山口さん暴行事件の際に、「自宅住所や帰宅時間を犯人に教えたメンバーがいる」として名前が上がった一人。その後もファンの間では色々と批判されていたといいます。私もアイドルや芸能界に詳しいわけではないので、こちらの記事を参照していただければと思いますが、あくまでも「噂」であることも事実です。

『NGT48』荻野由佳を起用したファッションブランドが大炎上!

荻野由佳さんはNGT48のメンバーであると同時にホリプロ所属のタレントでもあります。アダストリアとの契約はホリプロのタレントとしてでしょう。「Heather diary」からのリンク先もホリプロです。

昨年からこれだけ注目され、ネットでも色々と名前を挙げられていると、ブランドとしては起用しづらいものです。ブランドマネージャーも、広告の顔として採用する際には身体検査をしているはずです。Googleで名前を入れて検索すれば、噂レベルまで含めていろいろな情報が手に入ります。最近ではタレントの不祥事が次々と発覚し、賠償の問題が事務所を悩ます事にもなっていますから、所属事務所も採用するクライアントも慎重でしょう。地元新潟では、NGT48を起用した広告を打ち切ったり、冠番組が終了したりということは百も承知のはずです。
それだけに、このタイミングで批判や炎上を覚悟の上で、何かしらの意図を持った起用と考えるのは無理があるでしょうか?炎上しても良いから、ブランドの認知に繋がる方を選ぶという選択肢がないわけではありません。あるいは、千秋楽公演で大団円を迎えて丸く収まると予想していたのでしょうか?
つい最近ではタイガーウッズのスポンサーを下りなかった「ナイキ」が脚光を浴びている例もあります。

アダストリアは大きな賭に出たのでしょうか?

AKSはデータ保存をせずに再起動ボタンを押したようなもの


それにしても、前回の第三者委員会の調査結果発表会見も唖然でしたが、千秋楽公演を伝えるニュースを見るに付け、AKSのていたらくは目に余るものがあります。若い娘さんたちを預かり、個々のメンバーを育て・成長させる、グループとしてまとめ上げてるというマネジメントが全くできていないように見えます。千秋楽公演の実施もグループのためではなく、AKSの商売のために早くリセットしたかったいう感じでしょうか。コンピュータだって再起動する前には開いているアプリを閉じたりデータを保存したりと、それなりの準備が必要です。準備不足で、メンバー個々の不信感も拭えず、ましてやグループの一体感もないままの千秋楽公演だったということが白日の下にさらけ出されたのです。

5月の卒業コンサートに向けては、チーム・グループで話し合い、グループを同じ方向に引っ張れる強いリーダーシップ(それがNGT48のメンバーでも、AKSのマネジメントでも)のもとでまとめられなければ再び同じ事を繰り返し、そのままNGT48は解散に向かう可能性もあります。

これからこのAKSのもとで、NGT48は復活できるのでしょうか?


2019年4月14日日曜日

福岡市美術館リニューアルオープン

2016年9月から2年半の休館を経て、3月21日(祝)に福岡市美術館がリニューアルオープンしました。福岡のテレビ・ラジオや新聞・雑誌だけでなく、ART系の雑誌やWEBメディアでも多く取り上げられています。直近では4月12日(金)NHK総合の全国放送「あさイチ」が福岡市美術館から生放送され、14日(日)朝9:45~のNHK Eテレ「日曜美術館 アートシーン」でもリニューアル記念展が紹介されました。

4年越しのリニューアル


この福岡市美術館のリニューアル事業には、2015年の「福岡市美術館リニューアル事業者選定提案」に大林組さんを代表企業とするグループの1社としてプラン作りから参加して以来、ほぼ4年にわたり関わってきました。2018年9月でリニューアル工事は完了、引き渡しし、11月にマスコミ向けの建物内覧会を実施。ここからリニューアルオープンに向けた本格的な準備が始まりました。

ブライト・ウェイは、福岡市美術館 広報パートナーとしてメディアへの情報発信と取材対応窓口をさせていただいています。2019年に入り、リニューアルオープン記念展「これが私たちのコレクション+インカ・ショニバレCBE: Flower Power」が発表になるとともに、カフェ・レストランミュージアムショップの内装やメニュー・商品ラインナップの詳細が明らかになり、メディアからのお問い合わせが急激に増えてきました。
おかげで、毎日膨大な数のお問い合わせと原稿校正メールのチェックに忙殺される日々が続きました。これまでに100を超えるメディアでのご紹介をいただいています。4月も半ばになり、ようやく落ち着いてきたのでこのブログも更新する時間がとれました。

是非見て欲しい記念展


開催中のリニューアルオープン記念展では、福岡市美術館が所蔵する名品の数々と、インカ・ショニバレ CBEの日本初の個展「Flower Power」を是非ご覧いただければと思います。「これが私たちのコレクション」は200円で鑑賞できます。
鑑賞すると図録が欲しくなるものですが、 図録を見て作品解説を読むと、今度はもう一度作品を見たくなってしまいます。もし可能ならば図録を先に購入し、予習してから来られると作品を鑑賞する際の見るポイントや見え方が変わり、より楽しめます。

リニューアル記念展は5月26日までです。

 

この間にAKS、レオパレスは更なる過ち


この2ヶ月はブログを更新しないまま過ぎましたが、その間にはいろいろ取り上げるべき話題もありました。そのうちの一つにNGT48運営会社AKSの会見があります。1月に開いた最初の会見でその姿勢について言及していましたが、 結局会社としての姿勢は変わらないまま再び同じような会見を行ったために、ますますファンやさらにはスポンサー企業まで不信感を募らせ、冠番組も休止するに至りました。昨年、「ガイアの夜明け」で追求され記者会見を行ったレオパレス21も、窮地に立たされています。

AKS、レオパレス21に共通するのは、最初の記者会見では形だけの謝罪をして逃げの姿勢が明らかだったこと。こうしてみると、不祥事が明らかになって最初の会見がすべてを物語っています。

これからは、少しずつ更新ペースを上げて行ければと思っています。