アダストリア Heather diary のサイト画面より |
Heatherは炎上狙い?
千秋楽公演の直前の4月17日、複数のアパレルブランドを展開するアダストリアのブランドの一つ、ヘザー(Heather)が新作浴衣の公告モデルに渦中の荻野由佳さんを起用し発表しました。同日にブランドマガジンサイト「Heather diary」でもアップされています。
これにネットが炎上しています。
荻野由佳さんは山口さん暴行事件の際に、「自宅住所や帰宅時間を犯人に教えたメンバーがいる」として名前が上がった一人。その後もファンの間では色々と批判されていたといいます。私もアイドルや芸能界に詳しいわけではないので、こちらの記事を参照していただければと思いますが、あくまでも「噂」であることも事実です。
『NGT48』荻野由佳を起用したファッションブランドが大炎上!
荻野由佳さんはNGT48のメンバーであると同時にホリプロ所属のタレントでもあります。アダストリアとの契約はホリプロのタレントとしてでしょう。「Heather diary」からのリンク先もホリプロです。
昨年からこれだけ注目され、ネットでも色々と名前を挙げられていると、ブランドとしては起用しづらいものです。ブランドマネージャーも、広告の顔として採用する際には身体検査をしているはずです。Googleで名前を入れて検索すれば、噂レベルまで含めていろいろな情報が手に入ります。最近ではタレントの不祥事が次々と発覚し、賠償の問題が事務所を悩ます事にもなっていますから、所属事務所も採用するクライアントも慎重でしょう。地元新潟では、NGT48を起用した広告を打ち切ったり、冠番組が終了したりということは百も承知のはずです。
それだけに、このタイミングで批判や炎上を覚悟の上で、何かしらの意図を持った起用と考えるのは無理があるでしょうか?炎上しても良いから、ブランドの認知に繋がる方を選ぶという選択肢がないわけではありません。あるいは、千秋楽公演で大団円を迎えて丸く収まると予想していたのでしょうか?
つい最近ではタイガーウッズのスポンサーを下りなかった「ナイキ」が脚光を浴びている例もあります。
アダストリアは大きな賭に出たのでしょうか?
AKSはデータ保存をせずに再起動ボタンを押したようなもの
それにしても、前回の第三者委員会の調査結果発表会見も唖然でしたが、千秋楽公演を伝えるニュースを見るに付け、AKSのていたらくは目に余るものがあります。若い娘さんたちを預かり、個々のメンバーを育て・成長させる、グループとしてまとめ上げてるというマネジメントが全くできていないように見えます。千秋楽公演の実施もグループのためではなく、AKSの商売のために早くリセットしたかったいう感じでしょうか。コンピュータだって再起動する前には開いているアプリを閉じたりデータを保存したりと、それなりの準備が必要です。準備不足で、メンバー個々の不信感も拭えず、ましてやグループの一体感もないままの千秋楽公演だったということが白日の下にさらけ出されたのです。
5月の卒業コンサートに向けては、チーム・グループで話し合い、グループを同じ方向に引っ張れる強いリーダーシップ(それがNGT48のメンバーでも、AKSのマネジメントでも)のもとでまとめられなければ再び同じ事を繰り返し、そのままNGT48は解散に向かう可能性もあります。
これからこのAKSのもとで、NGT48は復活できるのでしょうか?
4月24日追記
Heather diaryに掲載されたお知らせーサイトより |
ヘザーが荻野由佳をモデルに起用したプロモーションを中止
意図して炎上商法でも狙っていたのかと思っていましたが、単なる思慮に欠けた判断・行為と自ら認める形で終了してしまいました。東証一部上場企業でありながら、あまりにお粗末としか言い様がありません。
これで、NGT48に関わろうという企業は暫く出てこなくなるでしょう。