2016年10月18日火曜日

もらって嬉しい、ひと味違うプライベートな名刺

少し前になりますが、伊万里の(株)カスタネットの中村社長が来社されました。
アイデアマンで勉強家。WEBサイトも独学で一人で作り上げたそうです。

カスタネットさんは、工務店の販促支援などが中心の事業ですが、「社長の名刺という商品もお持ちです。手漉きの越前和紙に、手書きのデザイン書体やイラストを組み合わせたオリジナルデザインの味わいある名刺を作ってくれます。
フリーや士業の方で、生い立ちや経歴・趣味などを細かく名刺の裏に記載することがありますが、老眼が進むと小さな文字がたくさん並んでいるともうだめです。その点、この名刺だと視覚と感性に訴えかけてくる力があります。

私も福岡専用で作っていただきました。
最初、漢字でデザイン案が上がってきたのですが、私の名前は縦書きだと梯子(横棒)がやたらと多く、手書きでも余り変化が出ません。そこで、平仮名で再度デザインを上げていただき、写真の名刺ができあがりました。

普段のビジネス上の名刺交換ではなかなか出せませんが、この人とは今後も付き合いが長くなりそうだとか、縁を感じるなというときにはこの1枚を付けてお渡ししています。私の名前を知らなければ、ひらがな3文字の「こうそ」が記号のようにも見えてきます。 味わい深い文字が何とも言えず語りかけてきます。すると、必ずこの名刺から話が広がります。

このブログを読んで、「縁」を感じたらお声かけください。
次にお目にかかるときには、この名刺をお渡しできると幸いです。

社長の名刺はこちらから 注文可能です。

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2016年10月12日水曜日

記者発表の結果は仕切るPR会社次第。受け付けの時にだいたい想像がつく


先日はamazonさんの「知育・教育玩具大賞」の発表会に参加してきました。

私は育児情報誌mikuの発行人でありプロデューサーでもあるので、記者発表会や記者会見、プレスセミナーの御案内を多くいただきます。mikuは全国誌なので、御案内をいただくのはほとんどが東京。ごくたまに大阪や有名観光地のプレストリップの御案内もいただきます(大井川鉄道のトーマス列車のプレスツアーは楽しみにしていたのですが、どうしても外せない会議と重なり、2年続けて悔しい思いをしました)。

mikuは記事で商品や映画・イベントの紹介をしません。記者発表や試写会に参加し、イベントを取材しても誌面で紹介することはないのです。記事にすることは無いのですが、最新の業界動向等をフォローするためにもスケジュールが調整できれば、できるだけ記者発表・会見、プレスセミナーなどには参加することにしています。参加した新商品の発表会やイベントのプレミアなどは、【こそだて】のFacebookやTwitter、instagramなどのSNSでは紹介しています。     

●質問することで記者の視点と気持ちを



私は記者発表会やプレスセミナーでは、できるだけ質問をするよう心がけています。一般紙はこんな質問をするだろう、テレビだったらこんな質問だろう。専門紙誌の記者だったらこのくらい専門的な質問をするだろう。じゃあ、育児誌mikuの読者が知りたい情報を得るにはどんな質問が良いだろう、と考えています。発表者が想像もしない、嫌がられるような(意地悪ではなく)、でも重要な質問を用意して参加します。明らかに嫌がられるとわかっている質問は、会が終了した後に個別に尋ねることもあります。
逆の立場で会見・イベントを仕切る身としては良いトレーニングにもなります。

福岡では、記者発表やイベントを仕切る立場がほとんどです。記者発表会や会見、他社が仕切るプレス向けイベントに招待されることも参加することもまずありません。せいぜい新店のオープニングイベントなどに招待される程度です。それだけに、東京でメディア向けのイベントに参加するのは良い勉強になります。

●案内も当日仕切りも現場はPR会社
 委託先によっては記者の満足度にも大きな差が


ツインドームシティ(福岡ドーム・シーホークホテル&リゾート)や福岡サンパレスでは、記者発表や記者会見の祭には、ほとんど全てを社内スタッフで準備・対応していました。かつてはほとんどの企業でそうしていたでしょう。しかし、最近は謝罪会見を除くと案内はPR会社から届くのが主流です。
大手企業からの案内だと、PR会社もほぼ大手の数社から届きます。外資系のグローバル企業だと、本社がある国のPR会社の日本法人やグローバルなPR会社も多く代行しています。

PR会社が違うと案内方法や出席フォロー、当日の受け付けから会の進行までそれぞれで違います。時間に余裕が有る時には、受け付け準備の様子を見るために受け付け開始よりも前に出かけることもあります。準備の時にどんな会話が交わされているかをチェックするだけでも、なかなか良い勉強になるからです。
当日の受け付けと配付される資料で、そのPR会社のレベル(と進行がスムーズに進むかどうか)はだいたいわかります。

メディアの先にいる読者や視聴者に、伝えたいことをきちんと伝えるためにも、発表会のスムーズな仕切りと記者の満足度は重要です。

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