2017年3月30日木曜日

九州初出店!料理持ち込み自由、出前も可、果実酒飲み放題の SHUGAR MARKET


九州に初出店の新業態、SHUGAR MARKETリカー・イノベーション株式会社様)オープンに先立ち開催される、メディア向けレセプションとPRのお手伝いをさせていただいています。東京で若い女性に大人気の、果実酒飲み放題のお店です。

東京では、SNSを活用したプロモーションが成功し、予約が取れないお店となっています。
なんと、東京では1か月先まで予約で満席だそうです。

そこで、昨日開催しました内覧会・レセプションにはメディア各社に加え、インフルエンサーやSNSで拡散力のある人達にお声かけしました。また、クライアント様が若いインスタグラマー(モデルさんや学生さん)にも声をかけ、当日の会場はいつものメディア向けイベントよりもひときわ華やかに賑わった印象でした。

SHUGAR MARKETのシステム


・入店時に3240円を支払ったら、閉店まで飲み放題
・途中、入出店自由。入店時に押したブラックライトで光るスタンプが再入店許可証。ディズニーランドと同じシステム
食事の持ち込み自由。ピザや宅配寿司などの出前も可能。途中、近くのお店でテイクアウトの惣菜などを購入して戻ることも可
・飲み物は、果実酒・梅酒100種類に加え、ビールやソフトドリンクも飲み放題
 自分で冷蔵庫からボトルを取りだして、自由に注いで飲むスタイル
・デザートにアイスクリームも食べ放題。数種類用意してあるシロップやトッピング、あるいは果実酒をかけてとアレンジは様々
・お皿やお箸、カトラリーはお店に用意

レセプションでは、福岡の老舗CAFEのSONESさんにケイタリングを依頼。華やかな果実酒にピッタリマッチした、これまた華やかなオードブルを用意していただき、大好評でした。

実際の店舗利用のイメージは、数人で近くのデパ地下やスーパーで好きな惣菜を購入して持ち込めば、一人+1000円でも十分な感じです。もちろん、ポテトチップや乾き物だけでも構いませんが。

今回のレセプションは、19時にスタートし、22時に終了でしたが、ほとんどのお客さまが最初から最後まで退出することなく、様々な果実酒の飲み比べを楽しんでいらっしゃいました。こんな感じですから営業を開始してもお客さまは1日1回転でしょう。100種類を制覇するには、数回足を運ばないと無理でしょうが、予約が取れなくなると、いつまでかかるやら。

これまでにない新しい業態のSHUGAR MARKET、これから福岡でも注目されるに違いありません。

※SHUGAR はSUGARの誤植ではありません。
 果物からできたお酒で 「酒果」から「SHUGAR」としたそうです。



SHUGAR MARKET

帰りにSHUGARちゃんと自撮り
・住所:福岡県福岡市中央区大名1-10-14  2F
・電話番号:092-753-7111
・営業時間: 平日   17:00~23:00(22:45LO)
        土日祝12:00~16:00(15:30LO)
                17:00~23:00(22:45LO)
・定休日:月曜日(予定)
・料金:税別3,000円(時間無制限飲み放題)
・席数:50席(全席着席型)
・正式オープン日:2017年3月31日(金)        
・URL http://shugar.jp/market/fukuokatenjin/ 

ブライト・ウェイへのご相談はこちらから。






2017年3月2日木曜日

「エビデンス」、「海老でんす?」リリースにカタカナ言葉や業界用語は禁物

今日届いたある大手出版社からのリリースで、「これはダメでしょう」というのを見つけてしまったので、少し書いてみます。

ニュースリリースを書く場合にはいくつかの基本となる注意点があります。その一つが、業界用語や専門用語は使わない、できるだけ平易な言葉で書くというもの。カタカナ言葉もできるだけ使わないというのが基本の「き」といえます。
それなのに、大手出版社のリリースでありながら、今時のカタカナ言葉を見つけてしまいました。リリース本文にあった「エビデンスのしっかりした記事」という部分です。 エビデンス(evidence)は、医療や医薬分野で主に使われる用語です。あるいは科学や取引の証拠を示す場合などに使われますが、昨年の「ウェルク」事件まではほとんど一般的には知られていない言葉です。逆にIT系では早速頻繁に使われるようになった感はあります。それだけに注釈も無く、よくネットの「あるある」で揶揄される「なんとなくカッコイイでしょ?」的な空気を感じ取ってしまいます。


ニュースリリースは、基本的にはマスメディア向けの情報提供として書かれています。本来であれば、それを見て取材をして欲しい、記事に書いて欲しいのです。リリースは素材に過ぎず、2次加工された露出を期待している訳です。大きな案件であればマスコミ向けの発表会やイベントを実施することもありますが、そこまで力を入れるケースは極限られます。そこで、できるだけ効率よく露出を確保しようと今時のニュースリリースは、PR会社によってネット配信されるのが普通です(このリリースもそうでした)。しかし、PR会社によりネット配信されると、多くの場合は取材されることなく複数の提携サイトにそのまま、一言一句変更されずに掲載されます。

「海老でんす」「スキー無」「混線さす」他にもいっぱい


今回のこのリリース(ニュース掲載記事)を読んで、どれだけの人がエビデンスを理解できたのか疑問です。

「海老でんす?」って頭の中に海老の映像を浮かべた人もいるかもしれません。同じように、「スキーム」も決算発表記者会見などではよく出る言葉ですが、これも「スキー無?」という人も多いでしょう。「コンセンサス」だって頭の中で「混線さす」と勝手に置き換えている人もいるでしょう。
休止を発表したリクルートR25(残念)の記事にも、「日本語で言え!不快カタカナ語1位」というのがありました。因みに「エビデンス」は3位でした。

この記事から以下引用して不快カタカナ語10位までをご紹介します。
1位 コミットメント(約束、集中する) 
2位 ユーザー(利用者、消費者) 
3位 エビデンス(証拠、確証) 
4位 スペック(能力、性能) 
5位 アジェンダ(議題、課題) 
6位 コンセンサス(合意) 
7位 フィックス(決定) 
8位 ジャストアイディア(思いつき) 
9位 シェア(共有) 
10位 ペンディング(保留、中止) 
日常会話でも不快に思われているカタカナ言葉、よもやリリースに使うことのないように。