2015年1月31日土曜日

「労働」の「労」は「つとめる」なのか「いたわる」なのか?

羽田空港に着いた途端、母から携帯に着信。
帰宅時刻の確認かと思ったら、従姉妹がくも膜下出血で急死したことを報せる電話でした。

「平穏な日常は永遠には続かない」ことを、改めてかみしめます。そんな想定外で悲しみと疲れの2日間を振り返りながら、WBSのホワイトカラーエグゼンプションについての議論を見ていて、ふと思った事。

「労働」

普通に漢字を訓読みで分解すると「ほねおりはたらく」、「つかれてはたらく」。
しかし「ねぎらいはたらく」「いたわりはたらく」とも読めます。

でも、労と働の間にレ点を入れて漢文読み?にすると、
「はたらきをねぎらう」
「はたらきをいたわる」

労働時間や労働者、労働条件に労働協定……
「労働」にまつわる言葉は多いけれど、「労」をどう読むか?
「ほねおる」「つかれる」のかそれとも「ねぎらう」のか「いたわる」のか。
例えば「労働協定」の意味もまったく違ってきます。

経営者が「労働」の「労」をどうとらえるのかで、従業員の未来もその会社の未来も変わってしまうのではないでしょうか。
働く事だけでなく、同様に子育てや介護の現場も。

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