2013年9月22日日曜日

EFO(Entry Form Optimization)-入力フォーム最適化

スマートフォンやタブレットの普及に伴い、インターネットの利用はPCからモバイルへと移行しています。携帯電話はすさまじい勢いでスマートフォンへと切り替わりつつあり、検索やWEBサイトの閲覧もスマートフォンからの割合が増えています。

当社が運営する育児のポータルサイト【こそだて】を例に取れば、昨年の8月ではちょうど半分(50.5%)がPCからのアクセスでしたが、今年の8月にはPCからの訪問者数は38%も減少し、全体の26.6%になってしまいました。約7割の68.7%はスマートフォンからのアクセスです(残りがタブレット)。スマートフォンからのアクセスが増えると共に、全体の訪問者数も18%増となっています。


【こそだて】 http://www.kosodate.co.jp/


このように、一般生活者ではPCの購入並びに利用は急激に減少しています。日常のインターネットの利用は、スマートフォンで十分となっており、Net通販などでの購入や問い合わせ・申し込みなども同様です。もちろん、サイト運営者側はスマートフォン専用画面を用意したり、スマートフォンでも見やすいページデザイン作りに力を注ぐことになります。

そこで最近話題となっているのが「EFO」です。
語感だけだと私たちの世代は、テレビドラマの「謎の円盤UFO」を思い出してしまいそうですが、UFOではなくEFO。これは、Entry Form Optimization入力フォーム最適化の頭文字を取った略語です。SEOが Search Engine Optimization の頭文字をとった略語だったのと同じです。SEOは検索エンジンの検索結果で上位表示を目指した対策を講じようとするもの(検索エンジンの評価・集計アルゴリズムを解析して、そこに最適化しようとするもの)でしたが、EFOは言葉は似ていますが、アプローチがちょっと違います。
SEOは、検索結果で上位表示されアクセスを増やすのを目的に、見えない検索エンジンに最適化を目指すものです。しかしEFOはサイトにアクセスした人に対しての最適化です。最終目標である購買、申し込みや問い合わせを完結させるための最適化です。既に、そこにサイト利用者がいて、それを逃がさず最後までフォームを埋めさせ、送信ボタンを押してもらうための見直し行動です。

ここではその詳細は割愛しますが、PCの画面と違って小さな画面、しかもキーボードはなく画面上のソフトキーボードを使っての入力です。自ずと考慮しなければならないことは見えてくるはずです。

必要以上に多くの項目を設定していたりしていませんか?
また、くれぐれも変なEFO業者からの営業に捕まらないように。

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