早速、「参議院選挙を知る!」というブログも立ち上がっています。福岡選挙区からの立候補者は6人。福岡の候補者一覧ページ があり、ここからそれぞれの候補者の関連ニュースや経歴などをまとめた簡単なページを閲覧できます。
今、選挙に限らずまとめサイトがたくさん立ち上がり、影響力を増しています。これからもこのようなまとめサイトはたくさん立ち上がるでしょうし、個人のブログでも整理されていくことは容易に想像が付きます。
7月4日午前時点 数字はフォロワー数 50音順 |
候補者は全員、ホームページは開設していました。しかし、それ以外の取組はばらばらです。
Facebookにつては、個人のアカウントページをそのまま活用している候補者が3人、選挙のためにFacebookページを立ち上げている候補者が2人。松山候補は自身のページではなく、「応援する会」として立ち上げられたもので、1人称と3人称が入り交じったページとなっています。
Twitterの利用は意外にも3人だけ。いきなりアカウントを取って始めても、フォロワーの獲得には苦労しますから、今回の選挙のために取ったのではないかもしれません。
ブログは政策や主張を日々のニュースや出来事と共にじっくりと文章にまとめられる場です。それだけに労力もかかるし始めるには覚悟がいります。ブログの公開は3人でした。
YouTubeについては、本人のホームページやFacebookで公開しなくても、いずれ周辺からどんどんアップされるでしょう。
今のところ、どの候補もNETの活用は、日々のスケジュールの告知と活動報告程度に留まっています。今後、候補者のページ上ではない所(2chやTwitter、Facebookなどのソーシャルメディア上)で、どんな情報が飛び交うのかはわかりません。解禁されたNET選挙では、落選運動も認められています。落選コムというサイトも立ち上がっています。落選コムには「落選運動の鉄則」が示されていますが、その4に「正々堂々と主義主張を議論で戦う」とあるように、NET選挙の本質はここにあります。
NETを、単なる告知ツールにとどめることなく、政治に対する議論の場として活用した選挙を期待したいものです。
7月16日追記
2013参院選の選挙期間の山場、3連休を終えたところで、再度各候補のネットでの活動をチェックしてみました。そこで前回、吉田候補のFBページを見落としていたことが判明いたしました。7月4日時点でのフォロワー数がわかりませんが、開設は4月28日でした。お詫びして修正いたします。
7月16日昼の時点 |
選挙区が福岡県全域と広いため、多くの有権者にとっては 選挙戦といっても候補者と握手したり演説を生で聴く機会はほとんどなく、選挙カーさえ見ないままで投票日を迎えるのではないでしょうか。ネットは有効に利用すれば、「生の選挙活動に接することができないが、ネットを普段から利用している」有権者にアプローチすることも可能なのに、今のスケジュール告知だけでは話題にもなりません。残り5日、このまま話題にもならないネット選挙活動が続くのでしょうか?
7月22日追記
上記の状態はそのまま変わらず、どの候補も有効なネットの活用をすることなく選挙当日を迎えた結果は以下の通りです。
7月22日発表 開票最終結果(当選)
松山 政司 自民 現 54歳 958,042 得票率 49.2% | |
野田 国義 民主 新 55歳 348,250 得票率 17.9% |
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