2016年11月8日火曜日

朴槿恵大統領と崔順実(チェスンシル)氏との関係に、他人事ではない経営者も?

韓国では朴槿恵大統領が、親友の崔順実(チェスンシル)氏に国の重要な機密情報を流していたのではないかという疑惑から、大きなスキャンダルになっています。
報道が始まった当初は、朴大統領が過去の大統領のように親族や側近の不正や癒着を恐れて排除し、信頼できる親友にさまざまな助言を求めていただけかと思っていました。しかし、捜査が進み次々と新しい事実が明るみに出ると、ちょっと様相が違って来ました。

この報道を見ながら、ドキッといている経営者もいらっしゃるのではないでしょうか?

事の詳細は報道に任せるとして、 今回の騒動は、日本の経営者でも似たような落とし穴にはまっている例が多々あります。

企業の経営者は一国における大統領と同じで、様々な課題や難問を抱え、常に高度な判断と決断を迫られます。不用意に相談や愚痴を口にすることもできず悶々とする事も多いでしょう。酒やカラオケでストレスを発散し、口が硬いクラブのママに愚痴をこぼす。あるいは占いに頼る経営者も少なくはありません。神頼みで宗教にのめり込む例もあります。
そのような経営者の隙につけ込み、自身へ利益誘導したり最悪は会社を乗っ取ったりということもあります。

・相談相手は自分の利用価値を値踏みしていた
・信頼していた友人(部下)が、実は自分を利用していた
・宗教に入れ込んで周りからの助言に耳をかさなくなった、お金をつぎ込むようになった

など、だいたい、本人は騙されている・利用されていることに気付いていません。あるいは気付きたくないのかもしれませんが。

朴大統領は、まさにその典型的な例だったように思います。
みなさん、心当たりはないですか?

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