2017年1月29日日曜日

ファミリーレストランの箸入れ(引き出しタイプ)は改善を!

今日、義母の顔を見に出かけた帰り、ガストで昼食をとりました。その時に隣のテーブルに1人で座ったお年寄りの婦人。恐らく年齢は80歳を越えていらっしゃったでしょう。
そのテーブルに料理が運ばれてきて間もなく、ガチャガチャという大きな音が。メニューが立っていたので何が起こっているのかはわかりませんでしたが、何かを倒したのだろうと思っていました。
暫くすると、後ろのテーブルからも同じような大きな音。
これで先ほどの音の正体がわかりました。箸やスプーン、ナイフなどを入れた引き出しが落ちたり倒れたりしているのでした。
入れ物は2段重ねで、下にナイフとフォーク、上に箸とスプーンが入っています。私も自分のテーブルの上の引き出しを出すと、その重みで入れ物ごと落ちてしまいました。
引き出しもスムーズには出てくれないので、片手ではなかなか引き出せません。お年寄りはそこでも苦労しています。引き出しそのものが出しにくく、勢い余って引き出しだけを落としてしまうケース、私のように上の入れ物ごと落としてしまうケースもあり、そこここでガッシャンという音がしています。
小さな子どもを連れた母親も、片手は子どもに、もう一方の手でカトラリーの入れ物の引き出しを引こうとします。そうするとやはりガッシャン。

様々な手間を省いて人件費を抑制し、低価格でも利益を上げる工夫をしているファミリーレストラン。飲み物はセルフサービスが当たり前。ナイフやフォークなどのカトラリーも、注文に合わせて都度並べる事をしなくなっています。省力化の行き着いた先がテーブルに入れ物を設置する方法です。

今後もファミリーレストランでも、ファミリーよりも高齢者の比率が上がっていくでしょう。牛丼店などのファストフード店も同様です。引き出し式の箸入れはいろんな所で見られるようになってきましたが、扱い辛い上に衛生的にもどうかと思う事があります。引き出し式の箸入れは、いずれ改善せざるを得なくなるでしょう。
さて、どのレストランチェーンが最初に改善策を提示できるでしょうか?