2018年4月27日金曜日

山口達也の会見で我が身と重ねるべき2つの事

TOKIOの山口達也さん(ファンとしてはメンバーとも容疑者とも書きたくないものです)が強制わいせつ容疑で書類送検されたというニュースに驚きました。TOKIO、特に鉄腕DASHは家族(80を過ぎた両親も)みんなが大好きな番組。私などは日曜日に釣りに出かけても、7時から始まる鉄腕DASHには間に合うように帰ってくるほどです。その中心メンバーである山口さんが、まさかの行為に及んでビックリ仰天です。

その山口さんが昨日記者会見を行い、その会見についてテレビを始めとするマスメディアは詳しく取り上げていました。 経緯や会見内容は他でも詳細に報道されているので、ここではその会見で気になった2点について取り上げてみたいと思います。

1,多くのアルコール依存症予備軍


会見では直前までアルコールによる体調不良で入院していたと言っています。離婚会見の時にも理由に「お酒の飲み方」をあげていました。きっと深酒をするタイプなのでしょう。この会見の後、アルコール依存症への注意喚起をする記事が何本も上がっています。それらの記事で目にした、日本のアルコール依存症予備軍は約1000万人にのぼるという数字。
私も人の事は言えませんが、会社員時代には酒癖の悪い同僚や先輩もたくさんいました。かつてのサラリーマン、特に営業職の人は、毎夜の接待やお付き合い、同僚との飲み会などで家にまっすぐ帰ることは希という人もざらでした。私も、10年ほど前までは毎夜何軒も梯子して深夜帰宅が当たり前でした。飲み過ぎて記憶を無くしたことや翌日に家族にさんざん責められたことが何度もあります。
しかしこの数年は高齢の両親のこともあり,外での飲酒は極力控えて8時までに帰宅するようになりました。東京の自宅では、平日はアルコールを一切とらないようにしています。その反動か、休日は飲み過ぎの傾向ではありますが。

アルコール依存症の自己診断テストがたくさんあります。有名なのはWHOが作成したAUDITなどですが、AUDITを始めとした自己診断テストを多くの酒類飲料メーカーはサイトに掲載しています。たとえばアサヒビールのアルコール依存症自己診断テストのページでチェックができます。
私はAUDITの診断結果では「危険性の高い飲酒者群」に該当していました。
経営者は人に言えない悩みやストレスも多く抱え、ついつい深酒をしがちです。自覚のある方はお酒の上での過ちを犯す前に、自己診断をして飲酒習慣を見直しましょう。 


2,当事者になったら行動に移せない


山口達也さんは、警察の取り調べを受けながら事務所やTOKIOのメンバーにも、報告も相談もすることなく1か月以上普通に仕事をしていました。これについて記者会見では「発覚しなかったら隠蔽するつもりだったのですか」と問われました。隠し通そうと思っても、文春や新潮が見逃すはずもなく、いずれは明るみに出ることはわかっているはずですから、山口さんは当然否定しました。
彼はわかっていても行動できなかったのです。
(事務所は3月に報告を受けていてその後も普通に仕事をさせていただのですから、本人もそれで良いのかとも思い込んだでしょう)

私はこれまでのクライシス対応や相談の経験でよくわかります。不祥事や問題が発覚したときに、「どうして問題があることがわかっていながら、今まで放っておいたのですか?」と尋ねても、答えられる人はまずいません。第三者は「何故?」「どうして?」と責め立てますが、当事者となるとどうして良いかわからず、悶々とするばかり。そこに通常の仕事や目の前にやらなければならない事があれば、気を紛らすようにあるいは自分に言い訳を作るようにそちらに逃げてしまうものなのです。
特に相談する人などがいない創業経営者や個人事業主だと顕著です。
そして気を紛らわしながら長い1日が終わると「今日は大丈夫だった、明日は大丈夫だろうか?」と不安な気持ちを押し殺しながらベッドに入るのです。
自分の記憶に無い(でも否定できない)事での取り調べを受けた日からは、恐らく彼もそのように毎日過ごしていたのではないでしょうか。
 

問題を起こしたとき、起きた時には、まず冷静な判断とアドバイスができる第三者に相談することが傷を深くしないための鉄則なのです。

今週末、さらにその先、鉄腕DASHとTOKIO、どうなるのか心配です。